コドモのタメにオトナがデキルコト

こどもがまっすぐ育つことができるように。身体・動き・姿勢のプロフェッショナルの目線から書いていきます。こどもの無限の可能性を大人が守っていきましょう。

コドモの姿勢にいいことはオトナの姿勢にもいいこと☆

おはよう。こんにちは。こんばんは。

どの時間に読んでいる方も今日1日がより良いものとなりますように。

 

お子様の姿勢はどうだったでしょうか?

『思ったより良かった』という人も『このままではまずい』という人もいると思います。

大人と同じようにこどもだってもちろん疲れることはあります。

姿勢を直していく時に、常にいい姿勢でいる必要はありません。

1度に直すのではなく、疲れたらその時楽な姿勢に戻ってもいいと思います。

その子その子に合わせて、いい姿勢でいる時間ではなく回数を増やしていく方法もいいと思います。

そのうちに本来のいい姿勢の方が楽に感じるようになってくれば『いい姿勢』獲得まであと一歩だと思います。

 

では、いい姿勢とはどんな姿勢か紹介しておきます。

 

・いい姿勢(椅子に座っている姿勢)

  1. おしりをしっかり後ろに下げ深く腰掛ける
  2. 背中はまっすぐにする
  3. 股関節と膝関節は大体90°(直角)になるようにする
  4. 足の裏は全面がしっかりと着いているようにする

 

いい姿勢を保つだけでも、今まで働いていなかった筋肉は働くようになってきます。

しかし、こどもは楽しいことが好きですから黙っていい姿勢を何回も取ってくれるとは限りませんよね。

 

そのような場合は、親子で一緒に運動をすれば運動不足も解消され、コミュニケーションも取れ、親も運動できるといういいこと尽くめな方法でもあるんです。

 

いい姿勢を保持できない子には、難易度の低い運動から行っていくのが良いと思います。

姿勢としては、立って行うよりは四つ這いや寝て行うものの方が、体が安定しているので動きやすい運動となります。

運動の速さや大きさでは、ゆっくり小さな範囲で動くのが簡単で、速く大きな範囲で動かすのが難しい運動となります。

 

今回は四つ這いでの運動を紹介します。

ますは四つ這いで、右手だけを前方に挙げてとめる。次に、左手だけを前方に挙げてとめる。脚も同様に右脚だけを後方に伸ばしてとめる。次に、右脚だけを後方に伸ばしてとめる。

この運動がぐらついたりせずに出来るようになったら、右手と左脚、左手と右脚の2パターンで対角になる上下肢を挙上する運動を行ってみましょう。

この運動の際の注意点は、腰部が下がらないようにすることです。腰部が下がり、腰が反った状態で行っても体幹に効果がないためです。

挙上して止めておく時間は達成度に応じて適当でかまいません。

ぴたっと止まっている必要もありません。少しぐらぐらしながらでもバランスを取ろうとする反応もすごく大切です。

レーニングというよりは遊びとしてやってみてください。

意外と大人にもいい運動ですよ☆

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

#こども #姿勢 #運動